簿記・会計・経理資格

ビジネス会計検定試験

ビジネス会計検定試験は、財務諸表を情報として理解し、ビジネスに役立てていく能力をはかるものです。簿記の知識の有無は問わずに、財務諸表に関する会計基準、諸法令、構造などの知識や分析を通して、財務諸表が表現する企業の財政状態、経営成績、キャッシュ・フローの状況などを判断できる能力を問うものです。

ビジネス会計検定試験は、1級から3級があります。
※ 4月1日時点で施行されている関連法令等に準拠し、出題されます。

3級

●到達目標
会計の用語、財務諸表の構造・読み方・分析など、財務諸表を理解するための基礎的な力を身につける。

●主な対象
一般社員、大学生、専門学校生、高校生、一般市民

●出題内容
(1)財務諸表とは
(2)貸借対照表
(3)損益計算書
(4)財務諸表分析
※個別財務諸表をもとに出題。

●問題構成・制限時間:マークシート方式;2時間

●合格基準:100点満点 70点以上

2級

●到達目標
企業の経営戦略や事業戦略を理解するため、財務諸表を分析する力を身につける。

●主な対象

一般管理職、経営者・経営幹部、経理実務担当者、大学生

●出題内容
(1)会計の意義と制度
(2)貸借対照表
(3)損益計算書
(4)株主資本等変動計算書
(5)キャッシュ・フロー計算書
(6)財務諸表分析
※連結財務諸表もふくめ出題。

●問題構成・制限時間:マークシート方式;2時間

●合格基準:100点満点 70点以上

1級

●到達目標
企業の成長性や課題、経営方針・戦略などを理解・判断するため、財務諸表を含む会計情報を総合的かつ詳細に分析し企業評価できる力を身につける。

●主な対象
経理財務担当マネジャー、財務担当役員、経理財務のエキスパート

●出題内容 【詳細未定】

●問題構成・制限時間:論述;1時間、 マークシート方式;2時間

●合格基準:100点満点 70点以上

第1回 公開試験 結果

3級

申込者(人): 2,802
実受験者(人):2,539
合格者数(人):2,224
合格率(%):87.59

※第1回試験では3級のみ実施されました。

ビジネス会計検定試験(大阪商工会議所)

経理・財務スキル検定(FASS)

経理・財務スキル検定(FASS)とは、経済産業省の平成16年度高度専門人材育成事業「経理・財務サービス・スキルスタンダード普及促進モデル事業」で実証された、経理・財務実務のスキルを客観的に測定するための検定試験です。

●対象者

経理・財務部門の定型的実務に従事されている方、これから経理・財務部門に従事しようとしている方。

●出題範囲

「経理・財務サービス・スキルスタンダード」のうち、定型業務として標準化された業務が対象。

資産分野

売掛債権管理・買掛債務管理・在庫管理・固定資産管理・ソフトウェア管理

決算分野

月次業績管理・単体決算業務・連結決算業務・外部開示業務

税務分野

税効果計算業務・消費税申告業務・法人税申告業務・連結納税申告業務・税務調査対応

資金分野

現金出納管理・手形管理・有価証券管理・債務保証管理・貸付金管理・借入金管理・社債管理・デリバティブ取引管理・外貨建取引管理・資金管理

※経理・財務業務の中から非定型業務を除き標準化された定型業務を出題範囲としており、「経理・財務サービス・スキルスタンダード」で標準化していない非定型の業務は対象外としています。

●試験概要
問題数:上記の出題範囲から合計で100問
試験時間:90分
試験結果:試験結果は、合否ではなく総合点から5段階のレベルでスキル評価し、分野毎の達成度合いも表示します。
受験方法:試験は全国にある試験センターでコンピューターでの受験となります。
受験申込から試験実施までアール・プロメトリック(株)が運営を行います。
受験料:一般¥10,500(税込)/ 法人会員\8,400(税込)
※法人会員には団体受験による割引があります。  

●試験結果の評価
A 689点~
経理・財務分野について、業務全体を正確に理解し、自信をもって経理・財務部門の業務を遂行できるスキルをもっている。
B 688点~641点
経理・財務分野のほとんどの業務を理解し、業務を遂行できるスキルをもっている。分野によって、知識の正確さに個人差がある
ものの、業務を妨げるようなことはなく、適切に対応できるスキルをもっている。
C 640点~561点
経理・財務分野について、日常の業務を行うための基本的なスキルが身についているが、自己の経験以外の業務への対応力につい
て差が見られる。日常の業務であれば、業務を理解して、支障なく対応できるスキルをもっている。
D 560点~441点
分野によって、知識の正確性に差があり、不十分な部分が多いが、支援を受けながら、最低限の業務を行うスキルをもっている。
E ~440点
経理・財務分野について、部分的にしか理解できていない。今後の努力を期待する。

経理・財務スキル検定(FASS)の詳細は、経理・財務スキル検定【FASS】を、経理・財務スキル検定(FASS)の取得をお考えの方は、 経営財務プロ養成講座 をご覧ください。

計算実務能力検定試験

帳票計算と商業計算を出題範囲とし、帳票計算では現金出納帳・売上帳・精算表等の作成、入出金伝票の計算等を出題。商業計算では割合・比率・利息計算・福利計算・年金計算等の出題とし、経理担当者にとっては重要な技術である計算実務の能力を問う検定です。経理担当者必須の資格として、身につけておきたい能力のひとつです。1級の全問正解者には満点表彰があります。簿記検定(全経簿記)でも知られている全国経理教育協会が実施している試験です。

●試験の内容・合格条件
各級とも帳票計算と商業計算の分野に分けて出題します。 
4級
帳票計算(現金出納帳、当座預金出納帳、売上帳、入出金伝票)
商業計算(割合の計算、歩合算)
3級
帳票計算(仕訳帳、総勘定元帳、得意先元帳、仕入先元帳、入出金伝票)
商業計算(割合の表し方、損益、利息)
2級
帳票計算(合計残高試算表、商品有高帳、入出金伝票)
商業計算(売買諸費用、手形割引、度量衡、貨幣の換算)
1級
帳票計算(精算表、棚卸表、固定資産台帳、入出金伝票)
商業計算(比率、製造原価、利益処分、有価証券、株式、福利、年金、年割賦、積立金、減価償却)

実施方法:筆記試験
合格条件:各級とも1科目100点満点とし、全科目得点70点以上
受験資格:制限はありません

試験日時
第88回:平成19年10月 6日(土)全国一斉
第89回:平成20年 1月26日(土)全国一斉

試験時間
1級 13時00分(50分)
2級 14時00分(50分)
3級 13時00分(50分)
4級 14時00分(50分)

●試験会場
協会が指定した全国各地の専門学校

●受験料(税込)
1級 1,600円
2級 1,300円
3級 1,100円
4級 900円

計算実務能力検定試験

税務会計能力検定試験

所得税法と法人税法と消費税法のそれぞれ1級から4級に分けられています。3科目とも経理事務の担当者にとって、資格保持者との差は歴然と現れてくるものと思われます。税務のスペシャリストとして、税理士試験を受験しようとしている人にとっては格好の基礎学力の確認になるでしょう。簿記検定(全経簿記)でも知られている全国経理教育協会が実施している試験です。

●試験の内容・合格条件
所得税法
しくみ、各種所得の金額の計算、事業所得の金額の計算と会計処理、給与所得の金額の計算法令、青色申告制度、法令等、総則、居住者の納税義務、源泉徴収等についての文章問題・仕訳問題・計算問題が出題されます。
法人税法
しくみ、益金の額と損金の額、法人の会計処理、青色申告制度、法令等、基本原則、総則、同族会社、収益、費用の認識基準、益金の額の計算、損金の額の計算、税額の計算、手続規定についての文章問題・仕訳問題・計算問題が出題されます。
消費税法
しくみ、課税標準額の計算の基本的なもの、税額控除等の計算、地方消費税の簡単な計算、法令等、総則、課税標準及び税率、税額控除等、申告、納付、還付等、雑則、罰則、地方消費税、経理処理についての文章問題・仕訳問題・計算問題が出題されます。

※各科目の級の上昇に応じて程度が高くなります。

実施方法:筆記試験

合格条件:各級とも100点満点とし、70点以上

受験資格:制限はありません

試験日時
第78回:平成19年10月21日(日)全国一斉
第79回:平成20年 2月 3日(日)全国一斉

●試験時間
所得税法 
1級 9時00分(90分) 2級 13時00分(60分) 3級 9時00分(60分) 4級 13時00分(60分)
法人税法 
1級 10時40分(90分) 2級 14時10分(60分) 3級 10時40分(60分) 4級 14時10分(60分)
消費税法 
1級 14時10分(90分) 2級 10時40分(60分) 3級 13時00分(60分) 4級 9時00分(60分)

受験料(税込)
所得税法・法人税法・消費税法各科目共通 
1級 2,100円 2級 1,600円 3級 1,400円 4級 1,100円

税務会計能力検定試験

銀行業務検定試験(税務)

4級

税務全般に関する最も基礎的な知識について、その習得程度を測定します。 

出題形式:三答択一式 50問(各2点) 
科目構成 :
(1)税の常識 7問
(2)所得税 20問
  (金融商品と税金・不動産所得・譲渡所得等)
(3)相続税・贈与税 13問
(4)法人税 5問
(5)その他の税金 5問
  (地方税・登録免許税・印紙税・消費税等) 
合格基準:満点の60%以上(試験委員会にて最終決定) 
受験料:2,625円 (税込) 
試験時間:90分 

3級

得意先・渉外係等に必要とされる所得税や相続税・贈与税を中心とする基本的な税務知識について、その習得程度を測定します。

出題形式:五答択一式 50問(各2点) 
科目構成:
(1)所得税 20問
  (金融商品と税金・不動産所得・譲渡所得等) 
(2)相続税・贈与税 18問
(3)法人税 7問
(4)その他の税金 5問
  (地方税・登録免許税・印紙税・消費税等) 
合格基準:満点の60%以上(試験委員会にて最終決定) 
受験料:3,150円 (税込) 
試験時間:150分 

2級

役席者・専担者等を対象に、顧客からの税務一般の相談に適切に対処するための応用実践的な税務知識について、その習得程度を測定します。 

出題形式:(三答択一付)記述式 ―10題(1題につき択一部分2点・記述部分8点の配点割合) 
科目構成:
所得税/相続税・贈与税/法人税 等 
合格基準:満点の60%以上(試験委員会にて最終決定) 
受験料:5,250円 (税込) 
試験時間:180分

銀行業務検定試験

銀行業務検定試験(財務)

4級

取引先企業の財務諸表を理解するために必要とされる最も基礎的な財務知識について、その習得程度を測定します。

出題形式: 三答択一式 50問(各2点) 
科目構成: (1)財務諸表 40問(2)財務分析 10問
財務諸表は,簿記の基礎・取引を中心に,原則として会社法、会社法施行規則および会社計算規則にもとづいて出題
財務分析は,基本的な安全性分析・収益性分析について出題 
合格基準: 満点の60%以上(試験委員会にて最終決定) 
受験料: 2,625円 (税込) 
試験時間: 90分 

3級

取引深耕・与信判断等、融資業務のために必要とされる基本的な財務知識について、その習得程度を測定します。 

出題形式: 五答択一式 50問(各2点) 
科目構成: (1)財務諸表 30問(2)財務分析 20問
財務諸表は,原則として会社法、会社法施行規則および会社計算規則にもとづいて出題
財務分析は,安全性(資金繰りを含む)と収益性の分析およびその総合判断から出題 
合格基準: 満点の60%以上(試験委員会にて最終決定) 
受験料: 3,150円 (税込) 
試験時間: 150分

2級

役席者・専担者等を対象とし、企業の実態把握と与信判断に関する応用実践的な財務知識について、その習得程度を測定します。

出題形式: 記述式10題(各10点) 
科目構成: 財務諸表・財務分析(非財務的要素を含む) 
合格基準: 満点の60%以上(試験委員会にて最終決定) 
受験料: 5,250円 (税込) 
試験時間: 180分 

銀行業務検定試験

建設業経理検定試験

1. 受験資格

制限なし

2. 内容及び程度

検定試験は、その内容及び程度によって1級から4級に分かれています。なお、1級は原価計算、財務諸表、財務分析の3科目から成る科目合格制をとっており、3科目全てに合格すると1級資格者となります。
※ 1級科目合格については5年間の有効期限が設けられています。

1級

建設業原価計算、財務諸表論及び財務分析 上級の建設業簿記、建設業原価計算及び会計学を修得し、商法その他会計に関する法規を理解しており、建設業の財務諸表の作成及びそれに基づく経営分析が行えること。

2級

建設業の簿記・原価計算及び会社会計 実践的な建設業簿記、基礎的な建設業原価計算を修得し、決算等に関する実務を行えること。

3級

建設業の簿記・原価計算 基礎的な建設業簿記の原理及び記帳並びに初歩的な建設業原価計算を理解しており、決算等に関する初歩的な実務を行えること。

4級

簿記のしくみ 初歩的な建設業簿記を理解していること。

3. 同日受験

1級については、1科目受験のほか、2科目、3科目の同日受験が可能
他の級については、2級と3級あるいは3級と4級を組み合わせて同日受験が可能
※これ以外の組み合わせによる同日受験はできません。
なお、同日受験で申し込みされる場合でも、申込書は1枚でお申し込みできます。

4. 受験料 (消費税込)

1級(1科目) 7,200円
1級(2科目同日受験) 10,300円
1級(3科目同日受験) 13,300円
2級 6,100円
3級 5,100円
4級 4,100円
2級・3級(同日受験) 11,200円
3級・4級(同日受験) 9,200円

※上記受験料のほか、「受験申込書」を入手されて申し込みされる場合は、申込書代金として300円(消費税込)必要となります。また、インターネットで申し込みされる場合は、申込書代は不要ですが、決済手数料として300円(消費税込)が必要です。

●合格基準

正答率70%を標準とする。

●1級科目合格の有効期限について

1級建設業経理士検定試験は、「財務諸表」「財務分析」「原価計算」の3科目により実施され、各々の科目ごとに合否が判定されますが、1級科目合格に5年間の有効期限が設けられることになりました。科目合格証書の交付日を基準日として、それ以後5年の間に行われる試験において、残りのすべての科目を取得すれば「1級建設業経理士」となり、合格証明書が交付されます。
なお、平成17年度までの建設業経理事務士検定試験における科目合格者は、平成18年4月30日を基準日とし、それ以後5年の間に行われる試験において、残りのすべての科目を取得すれば、「1級建設業経理士」となり、合格証明書が交付されます。

財団法人 建設業振興基金 

ビジネス・キャリア検定試験(経理・財務管理)

ビジネス・キャリア検定試験は中央職業能力開発協会が実施している試験です。(平成19年度より従来のビジネス・キャリア制度がリニューアルされました。)

●簿記関連の分野・部門

分野:経理・財務管理

部門:経理
経理3級(簿記・財務諸表)・経理3級(原価計算)
経理2級(財務会計)・経理2級(税務会計)
経理1級

部門:財務管理
財務管理3級
財務管理2級(財務管理・管理会計)
財務管理1級(財務管理・管理会計)

●各レベルのイメージと試験形式等

1級
職務全般に関する幅広い高度な専門知識を総合的に活用できる力を基に、部門の責任者又は高度専門職として、経営方針を踏まえて計画作成、管理運営、課題解決等を行いながら企業利益を創出する業務を遂行することができる。(例えば、部門長、ディレクター等を目指す人) 
出題形式:論述式問題 3題
試験時間:150分
合否基準:正答率概ね60%以上
受験資格:制限なし
受験料(消費税込み):7,850円

2級
職務に関連する幅広い総合的な専門知識を基に、グループやチームの中心メンバーとして、創意工夫を凝らし、自主的な判断・改善・提案を行いながら業務を遂行することができる。(例えば、課長、マネジャー等を目指す人)
出題形式:多肢選択問題 50題(5肢択一。一部事例等に基づく実践的応用問題を含む。)
試験時間:120分
合否基準:正答率概ね60%以上
受験資格:制限なし
受験料(消費税込み):5,250円 

3級
職務全般に関する幅広い専門知識を基に、担当者として上司の指示・助言を踏まえ、自ら問題意識を持ち定型的業務を確実に遂行することができる。(例えば、係長、リーダー等を目指す人、又は担当職務を的確に遂行できることを目指す人) 
出題形式:多肢選択問題(4肢択一) 50題  
試験時間:120分
合否基準:正答率概ね60%以上
受験資格:制限なし
受験料(消費税込み):4,200円

ビジネス・キャリア検定試験