英文会計

米国公認会計士(U.S.CPA)

■試験の概要

米国公認会計士試験は、全米各州や地域にあるプロメトリックテストセンターで受験できます(現在日本国内では受験できません)。受験者はコンピューターの画面に出題される問題に対して解答を入力していくことになります。解答作成に必要な電卓や表計算ソフトなどの機能はコンピューター画面上に用意されています。また、試験開始時に計算用紙と鉛筆一式が配布されます。

■試験科目

米国公認会計士試験は、4つの試験科目から構成されています。各試験科目とも、75点以上で合格となります。
出題は、実務で最低限必要な基礎知識を問う傾向にあり、超難問は出題されません。

試験科目

財務会計;Financial Accounting & Reporting (FAR) 4.0時間

出題分野と出題割合
企業会計;Financial Accounting  80%
政府会計と非営利組織会計;Non-profit Accounting  20%

企業経営環境・経営概念;Business Environment & Concepts (BEC) 2.5時間

出題分野と出題割合
会社法とパートナーシップ法;Business Structure  20%
IT概論;Information Technology  25%
経済学と財務管理論;Economics & Finance  30%
管理会計;Managerial Accounting  25%

諸法規;Regulation (REG) 3.0時間

出題分野と出題割合
連邦税法;Federal Taxation 60%
ビジネスロー;Business Law 40%

監査および諸手続き;Auditing & Attestation (AUD) 4.5時間

出題分野と出題割合
監査論;Auditing 100%

■科目合格制度

米国公認会計士試験は、1科目ずつの受験が可能であり、各科目75点以上で合格となります。
4つの試験科目をどのように受験していくかの組み合わせも受験者自身が決めることができますが、科目合格の有効期限は18カ月間となり、18ヶ月を経過した合格科目から順に失効してしまいます。つまり、全4科目を18ヶ月以内に合格する必要があります。

■受験可能日

3月・6月・9月・12月以外のすべての日

(1) 1年を各3ヶ月区切りで4つの試験期間(ウインドウ)に分け、そのうち試験の運営・管理のための期間を除いた約2ヶ月間が受験可能期間となり、受験者は任意の受験日を選択することができます。3月・6月・9月・12月(3の倍数月)以外のすべての日が受験可能日です(※プロメトリックテストセンターの休業日を除く)。

(2) 各期の中で1回、年間4回まで受験ができます。同じ試験期間(ウインドウ)に異なる科目を分けて受験することもできます。但し、同じ試験期間(ウインドウ)に同じ科目(不合格だった場合)を再受験することはできません(同じ科目については、年4回まで受験可能)。

(3) 1科目ずつの受験が可能であり、また科目の受験順序については、受験者が任意で決めることができます。

■受験資格

州ごとに受験資格が異なります。

※米国公認会計士試験の受験をお考えの方は、

資格の学校TACの米国公認会計士講座

もご覧ください。

BATIC(国際会計検定)対策

BATIC(国際会計検定)対策に役立つテキストを紹介します。目指すレベルにもよりますが、今なら12月の試験に充分間に合います。

Subject 1 (英文簿記)対策 ;全受験者必須

国際会計検定 BATIC Subject1 公式テキスト

国際会計検定 BATIC Subject1問題集

Subject 2 (国際会計理論)対策 ; 受験者の修得レベルに応じて任意

BATIC Subject2公式テキスト 2007年度版―国際会計理論 (2007)

BATIC Subject2問題集 2007年度版―国際会計理論 (2007)

英語関連の資格

前回の記事で 英文会計の資格を紹介しましたので、その関連で英語資格を紹介します。

TOEIC

TOEIC(トーイック)とはTest of English for International Communicationの略称で、英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテストです。

TOEICテストは、合否ではなく10点から990点までのスコアで評価されます。このスコアは、常に評価基準を一定に保つために統計処理が行われ、能力に変化がない限りスコアも一定に保たれている点が大きな特長です。
これによりTOEICテストで、現在の英語能力を正確に把握したり、目標とするスコアを設定したりすることが可能になるのです。

TOEICテストは、世界約60ヶ国で実施されています。また、その国独自の文化的背景や言いまわしを知らなければ解答できないような問題は排除されていますので、「世界共通の基準」として活用することができます。

TOEICテストは和文英訳、英文和訳などの技術ではなく、身近な内容からビジネスまで幅広くどれだけ英語でコミュニケーションできるかということを測ります。
また、ListeningとReadingという受動的な能力を客観的に測定することにより、SpeakingとWritingという能動的な能力までも含めた英語によるコミュニケーション能力を総合的に評価できるように設計されています。

TOEICテスト

実用英語技能検定(英検)

「実用英語」の公式な定義は、「日常の社会生活に必要な英語」となっています。英検は、「聞く・話す・読む・書く」の4技能を、基礎知識から運用能力まで総合的に測るように構成されていますから、英検が検定する英語は、「状況などに応じて適切にコミュニケーションができる、一般的・総合的な英語」と言えます。
試験は、初歩段階の5級からネイティブ・スピーカーに準ずる1級までの7つの級に分かれています。各級の程度・領域・内容は「実用英語技能審査基準」に規定されており、試験問題はこの審査基準にもとづいて作られます。

「聞く・話す・読む・書く」の4技能を、それぞれの級に応じた方法で試験します。「審査基準」では、測定領域として「聞く・話す」がすべての級で最初の項目に位置づけられ、3級以上には「特に口頭で表現できる」という条文が明示されており、実用面における英語能力の審査に重点がおかれています。そのため、筆記試験に加えて、すべての級でリスニングテストを、3級以上では面接形式によるスピーキングテストを実施し、それぞれの技能を直接測定しています。

問題の内容・評価についての基本的な考え方
【1】 試験問題はすべて実用性(practical)ということに基調をおいて作成されます。
【2】 題材は、日常の身の回りのことがらから、級が上がるにつれて、新聞・雑誌・テレビやインターネット・ビジネスなどで使われる海外の話題も多く採用されます。
【3】 スピーキングテストでは「アティチュード」という評価項目を設け、自分の考えや情報を積極的に伝えようとする態度が評価されます。
【4】 「日本人が英語でコミュニケーションができるようになる」という前提に立って、題材に日本の社会・文化・政治や日本人のものの考え方などに関するものを取りあげています。

日本英語検定協会

BATIC(国際会計検定)

BATIC® 【バティック】とはBookkeeping and Accounting Test for International Communication の頭文字を取ったもので、「国際コミュニケーションのための簿記会計テスト」のことです。
「会計」を意味する英語「アカウンティング」は、「アカウンタビリティ(説明責任)」という言葉からもわかるように、「相手に伝わるように正しく説明する」という意味を持っています。企業やビジネスの実態を正しく伝えるうえで、会計はまさにもっとも雄弁なコミュニケーションツールであり、共通言語の役目を果たしているのです。

●目標は「リキャスティング」
日本の会計基準は国際的基準への調和化が進められていますが、両者の差異を完全になくすことはできません。そのため、国内で作成した決算報告書などをそのまま翻訳しても、海外の企業には理解できないのです。それを外国人にも理解できるものにするためには、両者の間に存在する会計ルールの違いを組み替える「リキャスティング」という能力が必要になります。
日本と外国両方の会計ルールに精通し、国際ビジネスの掛け橋になれるリキャスティング能力を持った人材を育成することが、BATIC® の目的です。

・海外との取引をすでに行っている企業や、今後検討されている企業にお勤めの方
・財務、経理関連の仕事についておられる方
・大学や専門学校で英語を専攻し、ビジネスに生かしたいと考えている学生
・大学や専門学校で簿記や会計を専攻している学生
・自らの国際会計スキルを証明したいビジネスパーソン

などにおすすめです。

問題はマークシート方式による選択問題および記述問題が英語で出題されます。
試験結果の合否ではなく、1000点満点のスコア制で受験者全員に点数の認定を行います。

●試験科目
Subject 1 (英文簿記) ※全受験者必須とする 400点 
Subject 2 (国際会計理論) ※ 受験者の修得レベルに応じて任意 600点

●スコア称号 
[コントローラーレベル (Controller Level) 880~1000]
国際会計理論を理解し、米国基準での決算書(P/L、B/S、C/F)の作成、分析及び国内基準の組替えができる。
会計手続き、会計方針、内部統制組織の策定とその推進ができる。 
[アカウンティングマネジャーレベル (Accounting Manager Level) 700~879]
国際会計理論(国際財務報告基準・米国会計基準)の基本的な部分を理解している。月次及び年度の会計決算ができる。
適切な決算修正、仕訳、精算表、簡単な決算書の作成ができる。 
[アカウンタントレベル (Accountant Level) 320~699]
ブックキーパーに対する簡単な指示、英語による会計帳簿の記帳及び管理ができる。 
[ブックキーパーレベル (Bookkeeper Level) 200~319]
基本的な会計取引を英語で理解できる。 
※200点未満の場合は称号は付与されず、得点のみの認定となります。
※Subject1がアカウンタントレベルに達しなかった場合、Subject2の得点は認定されません。
※Subject1でアカウンタントレベルに達した場合、Subject2受験時には、Subject2の得点に400点加算したものが認定得点
となります 。 

●取得レベルの認定期間と更新制度

コントローラーレベル 3年
アカウンティングマネジャーレベル 3年
アカウンタントレベル 期限なし
ブックキーパーレベル 期限なし

東京商工会議所「BATIC(国際会計検定)」