損益計算書とは?
損益計算書とは企業の利益の状況を表すもので、費用・収益の一覧表です。1年単位で作成します。
借方に費用に属する勘定科目、貸方に収益に属する勘定科目が記入されています。
収益-費用=利益
で利益を求め、
借方の費用の下に当期純利益として記入します。(当期純利益の文字と金額は赤字で記入します。)
※損益計算書でも借方と貸方の合計は一致しなければなりません。
損益計算書とは企業の利益の状況を表すもので、費用・収益の一覧表です。1年単位で作成します。
借方に費用に属する勘定科目、貸方に収益に属する勘定科目が記入されています。
収益-費用=利益
で利益を求め、
借方の費用の下に当期純利益として記入します。(当期純利益の文字と金額は赤字で記入します。)
※損益計算書でも借方と貸方の合計は一致しなければなりません。
貸借対照表とは企業の財産の状態を表すもので、資産・負債・資本の一覧表です。
借方に資産に属する勘定科目、貸方に負債と資本に属する勘定科目が記入されています。
そして、借方(資産)と貸方(負債・資本)の合計が算出されています。(※借方と貸方の合計は必ず一致します。もし一致しなかったら、計算間違い、記入漏れなどがあることになります。)
借方と貸方の合計は必ず一致するということは、
資産の合計=負債の合計+資本の合計
という関係が成り立っていることを意味しています。
前回まで「勘定科目」と「仕訳」について解説してきました。この2つは簿記の基本ですので、簿記の学習は初めてという方は「勘定科目」と「仕訳」を最初に覚えてください。
簿記検定の試験でも、
日商2級、日商3級、全経2級など多くの試験で第1問に仕訳の問題が出題されます。
また、仕訳の問題ではなくても、ほとんどすべての問題で仕訳は必要になります。決算に関する問題も仕訳ができなければ回答できません。
逆に言うと、仕訳ができれば(商業簿記については)ほとんどの問題が解けます。
慣れるまではたいへんですが、どの勘定科目が何に(資産、費用など)に属するのかということと、仕訳の8つのルールは確実に覚えてください。
1.現金200,000円を当座預金に預け入れた。
2.商品500,000円を売上げ、代金は掛とした。
3.従業員の給料550,000円を現金で支払った。
4.受取手数料50,000円を現金で受け取った。
5.業務用の机150,000円を購入し、代金は小切手を振り出して支払った。
6.商品700,000円を仕入れ、代金のうち400,000円は小切手を振り出して支払い、残りは掛とした。
答えは、
仕訳の手順を具体的に見てみましょう。
例1)商品3,000円を売上げ、現金を受け取った
この場合、現金(資産)の増加と売上(収益)の発生が生じています。
→借方に現金(資産の増加は借方に記入する)、貸方に売上(収益の発生は貸方に記入する)と仕訳します。
仕訳は
借方 現金 3,000 貸方 売上 3,000
となります。
例2)商品1,000,000円を仕入れ、代金は掛とした。
仕入(費用)の発生と買掛金(負債)の増加が生じています。
→借方に仕入(費用の発生は借方に記入する)、貸方に買掛金(負債の増加は貸方に記入する)と仕訳します。
仕訳は
借方 仕入 1,000,000 貸方 買掛金 1,000,000
となります。
仕訳とは取引を2つ以上の勘定科目を使用して借方と貸方に区分けすることです。
この仕訳には次のような一定のルールがあります。
・資産の増加は借方に記入する
・資産の減少は貸方に記入する
・負債の増加は貸方に記入する
・負債の減少は借方に記入する
・資本の増加は貸方に記入する
・資本の減少は借方に記入する
・費用の発生は借方に記入する
・収益の発生は貸方に記入する
この8つのルールを「取引の8要素」といいます。
簿記とは毎日の取引を帳簿に記録することです。このとき一定のルールに従って、帳簿の左右に区別して記録します。
簿記では左側を「借方」、右側を「貸方」といいます。借方・貸方というのは名称でその言葉自体には意味はありません(借りる・貸すという意味はありません)。
この借方と貸方に分けることを仕訳といいます。
例)商品3,000円を売上げ、現金を受け取った
借方 現金 3,000 貸方 売上 3,000
次の各科目は資産、負債、資本、収益、費用のどれに属しますか?
1.買掛金 2.売上 3.当座預金 4.未払金
5.資本金 6.受取利息 7.支払保険料 8.借入金
9.支払手形 10.現金 11.給料 12.備品
答えは
「費用」とは、企業の支出のことです。「収益」から「費用」を差し引いたものが「利益」です。
利益=収益-費用
●「費用」に属する主な勘定科目(日商簿記3級程度)
・仕入 ・支払手数料 ・支払利息 ・支払家賃
・給料 ・旅費交通費
・有価証券評価損 ・雑損
※「費用」に属する勘定科目には、「支払○○」「○○損」という名称のものが多いです。(ただし、支払手形は負債です。)
「収益」とは、利益を生み出すもとになる収入の総額のことです。また、似ていますが利益と収益は意味が違います。(後で解説します)
●「収益」に属する主な勘定科目(日商簿記3級程度)
・売上 ・受取手数料 ・受取利息 ・受取家賃
・有価証券売却益 ・雑益
※「収益」に属する勘定科目には、「受取○○」「○○益」という名称のものが多いです。(ただし、受取手形は資産です。)
「資本」とは、企業主(店主・株主)からの出資金のことです。資本は、毎年の損益によって増減します。
●「純資産(資本)」に属する主な勘定科目(日商簿記3級程度)
・資本金
…… 以上です。覚えやすいですね。
「負債」とは、企業が負っている支払い義務のことです。企業の財産が減少することを意味しています。(資産の逆)
●「負債」に属する主な勘定科目(日商簿記3級程度)
・買掛金 ・未払金 ・支払手形 ・借入金 ・預り金
※買掛金と未払金の違い
買掛金:商品を仕入れた代金が未払の場合に用いる
未払金:商品以外のものを購入した代金が未払の場合に用いる
「資産」とは、企業の財産のことです。
●「資産」に属する主な勘定科目(日商簿記3級程度)
・現金 ・当座預金 ・売掛金 ・未収金 ・受取手形 ・有価証券 ・貸付金
・土地 ・建物 ・備品(パソコン、机など) ・車両運搬具(自動車、トラックなど)
※売掛金と未収金の違い
売掛金:商品を売り上げた代金が未収の場合に用いる
未収金:商品以外のものを売却した代金が未収の場合に用いる
今回からしばらく簿記の基礎について解説していきたいと思います。
簿記の学習でまずはじめに覚えなければいけない言葉は、
「資産」・「負債」・「資本」・「費用」・「収益」
の5つです。
「資産」・「負債」・「資本」は企業の財産に関するもので、
「費用」・「収益」は企業の損益を表すものです。
これらは、それぞれがさらに細かく分類されます。
それらにはどの企業でも使用できる共通の名称があり、共通の名称のことを「勘定科目」といいます。
次回からは「勘定科目」について詳しく解説していきたいと思います。
簿記の知識が役立つ仕事には次の2つがあります。
いずれの仕事でも、簿記の知識は必要不可欠です。
また、経理関係の知識はどの会社でも共通する知識であることも魅力です。
簿記の分類の方法には以下の3つがあります。
1.目的による分類
営利簿記:一般企業で用いられている簿記
非営利簿記:官庁・公共団体で用いられている簿記
2.表記方法による分類
単式簿記:特にルールを定めないで記録していく簿記
複式簿記:一定のルールに従って継続的に記録していく簿記
正確かつ公正に記述できる方法が確立している複式簿記は、企業会計や政府会計などに広く用いられています。
単に簿記という場合、複式簿記を指していることが多い。
3.業種による分類
経済主体(企業・政府など)の経済活動に応じた簿記の方法論があります。代表的なものに商業簿記と工業簿記があります。
商業簿記
販売業で使用されている簿記。最も一般的な簿記です。
工業簿記
製造業で使用されている簿記。原価計算を用いる。
応用簿記
基本的な簿記である商業簿記に対して、それ以外の簿記のことを応用簿記といいます。
例)農業簿記、 建築簿記、銀行簿記、官用簿記 など
簿記とは会社や商店の仕事の様子をお金やものの面から明らかにすることです。
ある経済主体が経済取引によりもたらされる資産・負債・資本の増減を管理し、併せて一定期間内の収益及び費用を記録するための記帳方式です。簡単に言うと会社や商店の家計簿をつけるようなものといえます。
●簿記の目的
●簿記の名称の由来
簿記の英語表記は「Bookkeeping」であり、簿記という概念の発祥がヨーロッパであることから、訳語として「簿記」の字をあてたとされています。ただ、訳語を「簿記」とした経緯には、大きく分けて2つの説があります。
FP(ファイナンシャルプランナー) | お問い合わせ | パソコン会計・電子会計 | 公認会計士 | 工業簿記 | 日商簿記1級 | 日商簿記2級 | 日商簿記3級 | 日商簿記3級独学講座 | 日商簿記検定情報 | 税理士 | 簿記の知識が役立つ国家資格 | 簿記・会計・経理資格 | 簿記・会計用語 | 簿記・会計関連知識 | 簿記入門 | 簿記学習法 | 簿記検定 | 簿記検定対策講座 | 英文会計